



















【Jacket , Cutaway , Men’s, Single Blested , 3 Button】(Crazy Pattern)
¥99,000 税込
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ARCH∧BES(アークビス)はヘリテージアイテムの中から優れたアーカイブを基にビスポーク(再構築)したスタイルをお届けしてます。
2017年3月に行われた CLUTH MAGAZINE主催C.C SHOW 2017-18年秋物展示会で発表され
今やARCH∧BESを代表するアイテムとなった
【Jacket , Cutaway , Men’s, Single Blested , 3 Button】(Crazy Pattern) 。
こちらの商品は2種類のツィード生地をクレージーパターンにデザインした
ジャケットです。
最大の特徴は2種類の表情の違うツィード生地をアシンメトリー(左右非対称)で配置。
曲線的且つグラフィカルにデザインしています。
袖部分の肘当てはトラッドなジャケットにも見られるディテールですが、前記のB-9フライトジャケットに用いられている袖全体を覆うエルボーガードをジャケットに取り入れる事により、
テーラードとミリタリーというある意味相反する物を融合させるというオリジナリティあふれるデザインになっています。
【特徴】
・20世紀初頭のラウンジジャケットの様にフロントが大きくカーブしたカッタウェイフロント。
現代ではモーニングコートに代表されるこれらのカッティングは元々フロック・コートの前裾 を乗馬用に腰から大きく斜めに丸くカットしたのが始まりです。
クラッシックなイメージを連想させるだけではなく、前が大きくカットしてあるので年齢を 重ねて体型が変わっても肩と胸寸法が変化しても着用することが可能です。
肩の馴染みを良くする為に後ろに振られた肩線や未だワークウェアとテーラードウェアが分けられていなかった時代の運動性を考慮した前振りのカーブが強い袖などヴィンテージの資料を基にしたオリジナルパターンを作成。
これらに加え段返り3つボタンにモディファイド(再構築)する事によりコーディネートしやすいスタイルでにデザインしています。
・2種類のツィードをパーツごとにクレージーパターンで配したデザイン。
クレージーパターンの配置をアシンメトリー(左右非対称)で曲線的且つグラフィカルに
デザイン。特に前身頃部分は切り替え部分でダーツ分をパターン処理し着用時のフィット感が
出る仕様になっています。
・1940年代の米軍の超低温用フライトジャケット「B−9」(※3)のエルボーガードをモチーフとした袖全体を覆う肘当て。
袖部分へ縫製後アイロンワークによってクセ取りを施しているので、袖の可動性に柔軟に追従 します。
・縫製は国内の熟練テーラーに依頼。
縫製の前段階で一枚経ちの衿や身頃にクセ取り(※1)や「イセ込み」(※2)を行い既製服 とは思えない着心地とフィット感を実現しています。
20世紀初頭のジャケットを研究した通常よりも1.5倍の密度のミシンピッチにより、強度と デザインの両立を成立させています。
・生地にはウールの世界的産地尾州で織られたヴィンテージ感あふれるネップ入りで織り上げた2種類のツィード生地を使用。
一方は無地のヘリンボーン織り、一方は多色使いのハウンドトゥース(千鳥格子)を組み合わせはインパクトがありながらどこか懐かしいデザインです。
・服の骨格たる身頃の芯地には現代では一般的な接着芯では無く、国内でも数少ない作り毛芯職人の協力の元、厳選されたテーラーでしか使われない表地に合わせたオリジナルの「毛芯」を使用しています。
またジャケットの「顔」とも言える衿の芯には「麻芯」を使用し、袖や肩に使われる「裄綿」 やパット等の副資材も表地に合わせたテーラーメイドで使われる資材を使っています。
これらの芯地達は天然素材故に上記のクセ取りと合わせ、生地と一体化し気温、湿度に合わせて柔軟に対応していき着用者の身体を包み込み、ARCH∧BES独自のシルエットを生み出します。
・裏地には滑りのキュプラ。身頃裏地と袖裏地(ストライプ)を変えたテーラー仕様。
・通常の既製服ではまず使われない一枚裁ちの衿を採用。
首のカーブに合わせるために衿芯と一体化した後に職人のアイロンワークによって直線に裁断した衿にカーブをつける「衿の殺し」を行っています。
また裏襟であるカラークロスには非常に手間のかかる芯地を留め付ける為のジグザグステッチと襟腰に何重もステッチをかけています。
これにより襟が立ち上がりつつ首に吸い付き様に添い、肩〜襟までの登りが美しいラインを描きます。
衿先にはオーダーメイドの名残りであるディテールの「ヒゲ」があります。
・ポケットフラップは1940年代以前に見られるようなフロントデザインに合わせた緩やかなカーブを描きます。
・今世紀初頭のジャケットと同様に前身頃にはダーツが無く、後ろ身頃にはモーニングコートと同じカッティングを採用。
当時のパターンと同様な型紙操作をする事で運動性とシルエットの両立を成立しています。
・ワークウェアとテーラードウェアが分けられていなかった時代を考察した袖口は実際に開閉可能な本切羽仕様仕様。
・釦はタグワ椰子の実から作られた本ナット釦。
クラッシックなレリーフが刻まれた天然素材のボタンは使う毎に経年変化によって飴色になっていきます。
釦は全てクロス掛け根巻き付きの手作業で付けられています。
・胸ポケットの内側にヴィンテージウェアに付けられていたユニオンチケットをオリジナルで制作した物(Don’t Copyの記載あり)を縫い付けてあります。
裏地にはミルスペックラベルを基にしたアイテム名を手押しスタンプしたラベルを装備。
・お届けの際はミリタリー納入品をイメージしたスペシャルBOXに入れてお届けします。
※1 テーラー職人のアイロンワークの1つで. 平面的な生地をジャケットの胸や肩甲骨のふくらみ、前肩等の部分を立体的に仕上げ、身体にフィットさせる職人技
※2 寸法の違うパーツを合わせる為 分量の多い方をアイロンや生地を縫い縮める事で立体的に仕上げ、運動性と身体へのフィットを両立させる職人技。
※3「B−9フライトジャケット」ベリーヘビーゾーン(超極寒地−30℃〜−50℃用)として開発。それまでの先代モデルに当たるTYPE B-7はシープムートンであるが故にコストが高く、
安定供給が難しい、耐久性の問題などから後継モデルのTYPE B-9が採用された。
素材をコットンツイルに変更。防寒性能・保温性能を高めるためにダウン(羽毛)をキルティング封入した。(ダウンを採用した唯一のフライトジャケット)
これにより大幅にコストは削減され、耐久性が増し、また大量生産が可能になった。
採用期間は1943〜44年とたった1年間で納入業者も3社というミリタリーウェアとしては極めてレアなジャケット。
世界で初めてダウンウェアーを開発した世界的なアウトドアメーカーEddie BAUER社も納入業者の一つである。
・カラー
ブルーxブルーチェック
レッドxレッドチェック
2色展開。
表地1:ウールl70 % /ポリエステル20%/ナイロン5% /アクリル5%
表地2:ウール60 % /ポリエステル34%/ナイロン3% /アクリル1%
身頃芯地:ウール 100%
衿芯:リネン 100%
裏地:キュプラ 100%
袖裏:キュプラ 100%(ストライプ)
ボタン:本ナット(タグワ椰子)ボタン
・原産国
日本
38(M) 着丈 75cm 肩巾 43cm 身巾 53cm 袖丈 64cm
40(L) 着丈 78cm 肩巾 45cm 身巾 55cm 袖丈 66cm
※ この商品は受注生産品です。
納品までに若干のお時間を頂きます。
※ 商品の質感・色はお客様のご使用のモニターやブラウザ等の環境により実物と異なる場合がございます。
予めご了承ください。
※ 当商品のデザインを真似た粗悪な模倣品が販売されています。
ご注意下さい。
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