ARCH∧BES（アークビス）定番のCoat,Men's,NAVY,Officer,Double-BeastedTYPE 1913（ピーコート）をSTOREに追加しました。

全体的なデザインは1913年のUS.NAVYユニフォームレギュレーションにあるオフィサー用のピーコートをソースにし1920年代の角型の衿の形状、1940年代のポケット袋布のコーデュロイ使いと各時代の米軍ピーコートの仕様の良い部分をミックスし、

仕様はヴィンテージのままに現代の生活シーンに合うようにシルエット、スタイルをモディファイドし現時点での最高と思われる

ピーコートを作り上げました。

身頃の内側には現代では一般的な接着芯が無かった当時と同じく毛芯を、衿には麻芯（生地に合わせたオリジナル） 袖山に袖のシルエットを綺麗に出す裄綿を使用しテーラーメイドの手法が多く残る当時のNAVAL FACTORYによる仕立てを再現。 

これらの仕様によりカジュアルなコートながら、まるでテーラーで誂えた様な美しいシルエットと肩に全体の重さを分散させるパターンの採用により持った時は重いですが、着用時に全く重さを感じない仕様としています。

通常は衿が抜けやすいピーコートですが、大型の衿を持つ衿を切り替えた当時と同じカッティングを採用。 

折った際には肩口~衿までのラインは美しい登りを描き、衿を立てた際は首に吸い付くような形状を保ちます。

衿裏には補強ステッチ、強風時に衿を閉じるチンストラップを装備。

未使用時には衿の裏へ収納可能。

釦は当時と同じく現代では殆ど使われていないベークライト製。

37mm13スターアンカー柄ボタン（別注）を使用。

チンストラップ用のアンカー柄釦には15.8mmミルスペック準拠尿素ボタンを使用。

またオフィサー（士官）用として袖にはコットンサテンリボンの袖章とスター柄の刺繍による階級章を装備。

程良いアクセントながら身生地と同色なのでシックで他のピーコートとはひと味違うデザインに仕上げています。

表地には700g/mのヘビーウェイトメルトンを使用。

厳冬の寒さにも耐えられるギアとしての側面があった当時の仕様を再現していますが、こちらは上級士官用としてのコートという

設定なので、ショートタイプのピーコートよりも軽い生地を使用しています。

裏地は起毛コットンネル地を裏使い。

着用時の滑りの良さと保温機能を両立させています。 　

袖裏は当時は当時のレーヨン製やウール製でした強度と着脱の実用性を考え

キュプラを採用。

裏地にはミルスペックラベルを基にしたアイテム名をスタンプしたラベルと海軍工廠製を示す 「NAVAL CLOTHING FACTORY」ラベルを復刻したラベルが付きます。

また内ポケット内にオリジナルのユニオンチケット(Don’t Copyの記載あり)が付属します。

ステッチは通常のピーコートよりも細かい運針数で縫製。

カラーはNavy、Olive Drabの2色展開になります。

国内のコート工場によるハンドメイドのによる技術を駆使しヴィンテージの仕様を持ちながら現代の需要に合わせたシルエットとフィット感を持った大人のピーコートです。

お届けの際はミリタリー納入品をイメージしたスペシャルＢＯＸに入れてお届け致します。