2018/10/23 15:10
皆様今朝は大変寒かったですね。
先日までクーラーや扇風機が活躍する日があったのが嘘の様です。
寒くなってくるとアウターが恋しくなって来ます。
各ファッション誌やメディアもコートやツィードの特集号が発信されますね。
沢山のアウターがありますが、昨今はダウンの出番が多かったのでは無いでしょうか。
しかしどうしてもアウトドアやカジュアルすぎるコーディネイトになりがちです。
そんなまた洋服の基本に帰ろうとする気配があるのかトラッドベースのファッションが良いと言う声があり、
Brooks Brothersも東京の文化服装学院で200周年の展示をするようです。
トラッドのコートには多種ありますが、やはり軽快かつ、ある程度の保温性も考えるとダッフルコートの出番では無いでしょうか。
ARCH∧BES(アークビス)【Coat,Men's,NAVY,Attached,Hood】はダッフルコートの原点UK ROYAL NAVY DUFFLE COATをベースに現代に再構築したアイテムです。
全体的なデザインは初期のUS.NAVYのダッフルコートをソースにし、仕様はヴィンテージのまま現代の生活シーンに合うように
モディファイド、現時点での最高と思われるダッフルコートを作り上げました。
オーバーサイズ過ぎるオリジナルの余分な分量を削ぎ落としたスッキリしたシルエット。
但しギアとしての機能性を残す為フードはやや大きめで実際にかぶれる寸法にしています。
やや大きいフードは着た際に真面目過ぎない砕けた雰囲気も醸し出します。
クラッシックなディテールであるドットボタンと首元にはストームストラップによる調整機能でフードの隙間からの風の侵入を防ぎます。
オリジナルのストームフラップはフード付け根とのすきまから風が入りやすいのですが、位置を調整し入りにくくしています。
表地は前回投稿のUS NAVY1913年タイプの13スターボタンピーコートと同じく900g/mのヘビーウェイトダブルフェイスメルトン。
オリジナルと同様一重仕立てと絶妙なパターンメーキングにより服が肩に乗り重量が分散される為に生地の目付けと持った際の重さに比べると驚くほど軽快な着心地です。
補強が必要な部分には綿100%のヘリンボーンテープを配しています。
前開きはヴィンテージと同じくクラッシックな3本の麻のロープと木製のトグル仕様。
風で裾があおられるのを防ぐ為に裏に補強テープと同じ綿100%のヘリンボーンテープによるレッグストラップを装備。
これも最初期の物にのみみられるギアとしてのディテールです。
小さいながらも重要な要素であるボタンには本ナット(タグワ椰子)製の彫刻入りボタンを使用。
天然素材で経年変化で徐々に味の出るボタンによってカジュアル過ぎないシックなコートに仕上がっています。
このボタンは他のジャケットでも使用しており、他アイテムの素材を流用しコストダウンを図るミリタリーの仕様も再現しデザインと
アイテムの背景をマッチングさせています。
裏にはミルスペックラベルを基にしたアイテムスタンプラベルと海軍工廠製を示す「NAVAL CLOTHING FACTORY」ラベルを復刻。
更にポケット内にオリジナルのユニオンチケットや細かいステッチング等ヴィンテージ、ミリタリーのオリジナルの仕様を持ちながら
現代に合わせたシルエットとフィット感、国内のコート工場の職人よるハンドメイドによる技術を駆使した大人のダッフルコートです。
https://archbes.official.ec/items/9027995