2019/06/13 12:16

ARCH∧BES(アークビス)のリネンウォバッシュラウンドカラーワークシャツがショップにて公開されました。
まず今回のシャツですが大変珍しい麻製のウォバッシュ(注1)生地を用いています。
ウォバッシュというとコットン製と相場は決まっているのですが、麻素材独特の吸湿性と速乾性はサラサラとした着心地で
初夏の時期にぴったりです。



20世紀初頭のシャツに多い小丸のラウンドカラー、チンストラップ仕様の台衿や途中で終わった前立て+ラウンドしたふらし裾等のヴィンテージワークシャツのディテールを基本としています。
そこにドレスシャツの仕立てである3㎜巾の1本針折伏せ縫い、1インチ当たり25針という細かい運針数のステッチを用いる事で
カジュアルな素材とデザインと上品な仕立てを両立という仕様をを合わせる事により、
カジュアルな素材とデザインと上品な仕立てを両立させたヴィンテージデザインをモディファイドした大人のワークシャツとなりました。
画像の様に、デニムやチノパン、ショートパンツと合わせ上品なラギットスタイルやトラッドスタイルに最適です。





(注1)ウォバッシュは、縦横共にインディゴ染めされた糸で織られた生地に白いドットが
ストライプ状にプリントされた生地です。
当時のワークウェアメーカーや、シアーズ、モンゴメリーワード等のカタログやブックレットにデニムなどと並んで必ず登場しています。 
プリントの柄はドットのほかに星、犬の足跡、錨柄、花柄、円など多様で、生地の種類も 薄手のキャラコ、中厚のドリルなどがありました。
近年、リアルマッコイズを皮切りに、日本のレプリカメーカーがこぞって生地の再現を試みています。
デニムやヒッコリー、ダックともまた趣がことなる素材です。